ウディタにも触れてみた

 

 

 ツクール系とは違ってフリーウェアなゲーム製作ソフトウェアというWOLF RPG Editorもwineで使用してみました。

 (ゲームのプレイの時には描画初期化の時にたまに落ちてしまうのですが、これはたぶん自機のスペックの所為かと。他の問題は別に……というか、ソフトの数がそんなにないのでよく分かりません)

 初期サンプルのゲームをちょっと変更してみる分には致命的な問題もなく使えました。グラフィック合成器だけは出力ファイルが0バイトになってしまうので使えませんが、もしゲームを作るならウディタは使えないこともなさそうですね。

 

 ただ、UI的な問題が。次の画像のように表示領域をはみ出して文字が描画されてしまう箇所がありました(このプログラムの場合ここだけだったかと)。こんな感じの表示になってしまうものはよく見かけます。これのためにVisualC++なんかで作られた細々としたツールの使い勝手が悪くなってしまうのには、私的によく困らされているのですが……。

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 設定を変更しつつ使用されているフォントファイルを確認しつつ調べたところ、他の箇所はMS UI Gothicに設定しているものが適用できているのですが表示がおかしい箇所は必ずArial Unicode MSを使っているらしいということが分かりました。

 

 Arial Unicode MSを使用できなくしてMS UI Gothicの設定をクリアにしてみたところ、こんどは何故かF910コミックW4-IPAを使われるという状態に。(このフォントはそもそもコミック系の画像で吹き出しなどに使うのに向いているというものなんですが……)

 ちょっとどうかとは思ったのですが、これを設定しても見やすさにはいいのかなという判断でこの状態で設定してしまうことにしました。画面の解像度を最低(そうしないとコモンイベント一覧は大きさが変になる)にしてMS UI GothicのReplacementを変更して、最終的にはこんな感じに。

 

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 どうしても解像度を最低にすると字が小さい……。(これってMacDosのdpiの違いとか関係しているのか?)

 

 こういう同じプログラム内で表示方法がまばらになるのってどういう理由なんだろうと分からないこともあるのですが、レジストリのフォント設定が無視される箇所が出現することの方が自分的には納得できなくて理不尽に思ってしまいます。